子供を通わせてるママが考える!プリスクールのメリット・デメリット

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未就学児の預け先として、保育園や幼稚園といった選択肢の他に「プリスクール」を検討される方も増えてきましたね。

プリスクールやインターナショナルスクールと聞くと、昔は帰国子女や外国国籍の場合など、一般家庭で育つ子供が通うという選択にはなりませんでしたが、小学校からの英語教育や世の中のグローバル化が注目され、プリスクール施設の数自体も多くなってきています。

子育て中の私も悩みに悩んだ結果、子供をプリスクールへ通わせています。
この記事ではプリスクールのメリットやデメリットを、子供をプリスクールに預けているママ目線で紹介します。

プリスクールとは

子供の英語教育のために、プリスクールに興味はあるけど、そもそもプリスクールって何?詳しく分からない方のために、まずはプリスクールについて解説します。

プリスクールとは、英語で保育を行う施設のことをいいます。基本的にネイティブスピーカーの外国人講師が担任となり、日常生活から授業までのほとんどが英語で行われます。

プリスクールは「認可外保育施設」という区分のため、バイリンガルの保育士がサポートしている園も多く、子どもが英語を話せない場合も安心です。

目次

幼稚園、保育園との違い

プリスクールは認可外保育施設、一般的にいう「無認可保育園」であるとお伝えしましたが、その一方で教育カリキュラムや預かり時間を自由に設定することが出来るので、園独自の特色が見られやすいですし、保育施設として定期的に自治体の監査を受けているため、認可外だからといって、認可園と比べて信頼できないというわけではありません。

では、幼稚園や保育園とプリスクールで何が違うのか比べてみましょう。

幼稚園保育園プリスクール
管轄文部科学省厚生労働省公的な助成はなし
先生の必要資格幼稚園教諭保育士特になし
預かり対象年齢満3歳〜就学まで0歳〜就学まで0歳〜就学まで
預かり時間9:00〜14:007:00〜18:00園により異なる
大体の費用(年間)約50万円(私立)約30万円約100万円

管轄のちがい

プリスクールは日本の法律に該当しない教育機関のため、文部科学省や厚生労働省といった省庁の管轄を受けていません。 ですが、幼稚園は、教育施設としての位置づけとなります。そのため、学校教育法で設置するための必要な基準が細かく定められています。

施設についても公立、私立を問わず備えなければいけない基準は同じです。

  • 保育室・遊戯室(兼用可)
  • 職員室・保健室(兼用可)
  • トイレ
  • 飲料水用設備
  • 手洗い用、足洗用設備
  • 運動場

運動場については園内か隣接する位置に設けることが決められています。

広い園庭がある幼稚園は、園選びの上でも重要なポイントになる方が多いですよね。
私が住んでいる地域のプリスクールは、園庭がない園が多かったためプリスクールに踏み切るまで、一番悩んだポイントでした。

プリスクールのメリット

ここからは、子供をプリスクールに通わせた上で感じているメリットを4つご紹介します。

メリット①:圧倒的なスピードで英語を習得

やはりプリスクールのメリットは、英語力の習得スピード。英語を身につけさせたいのであれば、プリスクールが圧倒的です。身につくスピードはもちろんですが、ネイティブのような発音、リズム、言い回しなど質の高さでも圧倒的なのは間違いないでしょう。

私の子供はトドラークラスからプリスクールへ通い始めましたが、英語を覚えるスピードに今でも圧倒されています。自宅でも毎日新しい英語が子供の口から飛び出てくるのですが、トドラークラスの時は、単語レベルだったものも、今では文章になりました。まだ文字も読めないので、耳で覚える英語はやはり発音も違います。このまま忘れずにいてほしいと思います。

メリット②:外国の文化や多様性について理解が深まる

プリスクールには、外国の子どもたちも通っています。園によっては、外国の文化を実際に体験できるイベントやカリキュラムが実施されることがあったり、給食で外国の食文化を取り入れる機会もあります。日常生活で、子供は自然に国際感覚を身に付けていくのです。

実際に私の子供が通うプリスクールでも外国のお友達がいますが、外国のお友達と遊ぶ時は英語、日本のお友達と遊ぶ時は日本語で遊んでいる子供達をよく見かけます。自然とお互いの共通語を理解してコミュニケーションをとっているんですね。

メリット③:キンダークラスに上がるまでは、通う頻度が選べる

子供に早い時期から英語環境に慣れて欲しいと思いながらも、毎日預けるのは大変なんじゃないかと思う方もいると思います。プリスクールでは3歳のキンダークラスになるまでは、通う頻度を選べる園がほとんどです。私の子供が通っているプリスクールでは、曜日だけでなく時間帯で半日や全日まで選んで通わせることができます。
もちろんメリット①でお伝えしたように、英語に触れる時間が長い方が習得するスピードは早いですが、通う頻度を調節することによって、ママやパパとの時間も大切にすることができます。

メリット④:子供の選択肢が増える

プリスクールで身に付けた英会話能力、国際的な文化理解や知識は、子供の可能性を広げることにもつながります。プリスクールに通う子どもたちの進学は大体「公立小学校」「小学校受験」「インターナショナルスクール」の3つです。
特に、小学校以上のインターナショナルスクールへの進学には高い英語力が求められるため、プリスクールで得た経験を活かせるでしょう。

プリスクールのデメリット

反対に、プリスクールのデメリットとはどんなことが挙げられるでしょうか。私がデメリットになると考える点を3つご紹介します。

デメリット①:費用が高い

幼稚園、保育園との違いでご紹介した通り、プリスクールの学費は、年間100万円以上かかることが一般的です。幼稚園や保育園の学費と比べると、倍以上に差があります。

ですが、2019年10月から始まった保育の無償化の制度の対象は認可外保育施設も含みます。3歳児以降は住んでいる自治体から「保育の必要性の認定」を受けている場合、月額37,000円まで利用料の補助が受けられます。

検討している園が無償化の対象になっているかどうか、わからない場合は問い合わせてみましょう。

また、住んでいる自治体によっては認可外保育施設に通う子供に独自の補助を出している自治体もあります。自治体の方にもしっかり確認しておくと、ダブルで補助が受けられることもあります。

プリスクールは、月額の保育料としてだけ見ると高額に感じるかもしれませんが、別途習い事に通う必要もないので、我が家では妥当だと考えて、プリスクールに通わせています。

デメリット②:長期休暇がある

ここは幼稚園同様に、プリスクールでも長期休暇が設定されている園がほとんどです。時期によってはシーズンスクールを開催していて、何日かは預かってくれることもありますが、別途費用がかかることや、預かり時間、日数も全てをいつも通りにカバーはしてくれないため、共働き家庭では大変な時期になることでしょう。
私たちも共働きのため、長期休暇の際には夫婦で順番に有給休暇を充てるなどして過ごしています。

デメリット③:保護者の英語力も必要に感じる場面がある

我が家がプリスクールを検討し始めたきっかけとしては、「私たちが英語を話せないので、子供には話せるようになってほしい」という思いが始まりでしたが、プリスクールに通わせたからこそ、自分の英語力も必要に感じることが多くなりました。

プリスクールにはバイリンガルの保育士もいるため、保護者がペラペラの英語を話せる必要はありませんが、日常生活レベルの英語を話せていたらもっと良かったと感じる場面がよくあります。

例えば、子供をお迎えに行った時、毎回日本語が話せる先生が引き渡してくれるわけではないため、先生が伝えてくれることを全て理解することは難しいです。
また、外国の子供が通っているということは、保護者も外国の方であるということ。子供同士が遊んでいる時に保護者もコミュニケーションが取れたら、もっと子供の可能性が広がるだろうと感じています。

まとめ

最近はプリスクールの数自体が多くなり、カリキュラムも様々になることから、入園を希望する園を比較するのも大変になりましたよね。
我が家では「どのような時間を過ごしてほしいか」「子供のどこを伸ばしていきたいか」など、家族方針のすり合わせを今でも続けています。

施設の安全面や防犯対策も大切ですが、プリスクールの方針も園を決める大事なポイントだと思います。ぜひ自治体の補助などをうまく活用しながら、子供に最適な環境を見つけましょう。

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